無線局免許の変更申請をした話

先日CQオームでDJ-G7Gが限定販売されていたので買った
ので無線機の増設申請と、ついでにID-52の遠隔操作の申請も行った
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なんでも周波数・出力など免許状に記載されている事項が変わらず、技適機種の場合は、無線機を新たに増設するとしても「届け出」だけでよく、到達、受理された時点で(すぐに)運用ができるようになるらしい

https://www.hamlife.jp/2013/12/20/bwtlab-kikou/
その場合、この記事が参考になるが、2013年の記事なので管轄する総合通信局などに確認したほうがよいとおもう

しかしDJ-G7を増設する場合は新規に1200MHz帯も送信可能なになり、免許状に記載されている事項に変更が生じるため「申請」になる ついでにID-52の遠隔操作の申請も行ったので書いていく

※「総務省 電波利用電子申請・届出システムLite」を利用して申請しています

目次


変更する項目の選択

まずは「電波利用電子申請・届出システムLite」へアクセスし「変更申請(届出)」を選択し、「申請書」を入力し、「事項書及び工事設計書」まで進む

今回の場合、新たな無線機を増設し、新たな周波数帯の送信が可能なため「 13 , 16 」番を選択する
なお選択した以外の項目は変更できないようになっている

周波数の選択

次は周波数帯及び電波形式の選択になる

ここから大事なっていくのは、増設する無線機だけではなくすべての無線機について項目を書いていくこと

この場合、新規に申請する1200だけではなく、すでに免許がおりている144と430についても、書いていく必要がある

電波形式は、ID-52が144と430はともに4VAが送信可能なのに対し、DJ-G7は144と430が4VF1200が4SFが送信可能となっている
なので4VAは4VFを含むので電波形式なので、144と430は4VAのみ選択、1200は4SFを選択すればよい

出力はID-52は簡易マニュアルには144と430に10W、DJ-G7は取扱い説明書には144と430は5W、1200は1Wとなっている
この場合144と430は高い方の10W、1200は1Wと入力した

なお免許状としては、1280MHzは出力10Wで許可される

工事設計書の入力

工事設計書は入力が完了するとこのようになる

「追加」ボタンを押せば送信機について入力可能になる
もともとID-52(この画像の場合第1装置)の免許はおりていたがここでもすべての無線機について項目を書いていく必要があるため、今回は第1装置にID-52の情報を第2装置にはDJ-G7の情報を書いた

では「追加」ボタンを押したあと、どのような情報を入力するかを書いていく
とは言え技適機種の場合とても簡単に入力が終わる

この画像はDJ-G7(第2装置)の入力例の画像になっている

まず「装置の区別」を入力する この場合「2」でよい
つぎに変更の区別だが「増設」になる

無線機が技術基準適合証明を受けている場合、「適合表示無線設備を使用する。」にチェックする
そしてその下の「適合表示無線設備の番号」を入力し、「適合番号等チェック」を押す

すると画像のように「入力された番号が存在することを確認しました。」と返ってくる

これで最後に一番下の「設定」ボタンを押せば工事設計書に入力される

そして元の画面に戻ってきたら周波数測定装置の有無は(接続しない場合は)「無」にチェック
その他の工事設計も「電波法第3章に規定する条件に合致する」にチェック

遠隔操作する場合の入力

遠隔操作する場合は「15 備考」の「備考」欄に「第〇送信機は、ブルートゥースにより遠隔操作を行うものである」と書く(ID-52を遠隔操作する場合 文章は簡易マニュアルに準拠)
今回の場合、無線機の増設も含めるので画像のような文章にした

そして最後の「添付書類」に、icomから適合説明資料のpdfをダウンロードし編集し、添付する
詳しくはID-52の簡易マニュアルの「10 免許申請」(手元のマニュアルではp.43)を参考にするといい

申請届出事項

最後に一番下の「次へ」を押すと「申請届出事項」のページに移る
この場合、無線機の増設により「電波の形式、周波数、空中線電力」の変更の申請が必要になり、「無線設備変更工事の許可」が必要になるため写真の項目をチェックした

これであとは申請が許可されるのを待つだけだ
もしも不備等があればメールで通信局より連絡が来る

数、受け取り

8月16日 申請
9月16日 審査終了
9月20日 電子申請・届け出システム Liteからメールで審査終了になった旨が届く
なお変更申請の場合、受け取りは、窓口か、切手を貼った返送用封筒を総合通信局に送る方法しかない
返送用封筒は角3型封筒などの場合、折り曲げて免許状が返送されてくるので注意 折り曲げてほしくない場合はA5以上が入る封筒を返送用封筒として送ろう
具体的な返送方法は下のホームページが参考になる
https://www.denpa.soumu.go.jp/public2/help/manual/cat_license_receipt/man_about_sending_response_letter.html

受取日は忘れた
金曜に送ったので、土日を挟んだもののすぐ返送されてきた

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